Mansfield-PhRMA Translational Research Symposium

PhRMA Translational Research Symposium

PhRMA Translational Research Symposium

本シンポジウムは、米国研究製薬工業協会(PhRMA)が実施する創薬分野の人材育成プログラムの1つです。
今回は神奈川県などとの共催により、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点で、神奈川県川崎市に立地する国際戦略拠点「キングスカイフロント」にて開催致します。産官学の立場で活躍する医薬における研究者が、シーズ発掘・育成などをテーマに、様々な視点からディスカッションすることで、参加者の研究意欲のさらなる向上、ひいては創薬分野で世界的に活躍できる人材を育成することを目的としています。
またシンポジウムの前日には希望者のみを対象とした、キングスカイフロントの立地機関見学ツアーも予定しております。(定員20名)
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PhRMA Translational Research Symposiumは終了しました。ご参加ありがとうございました。

共催

神奈川県、川崎市、公益財団法人川崎市産業振興財団、かながわ再生・細胞医療産業化ネットワーク(RINK)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)

後援

厚生労働省、経済産業省(予定)、国立研究開発法人日本医療研究開発機構、
日本製薬工業協会、一般社団法人 欧州製薬団体連合会、湘南ヘルスイノベーションパーク

会場

LiSE(川崎生命科学・環境研究センター) 1F大会議室
〒210-0821神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目25-13
オンライン(Zoom)

定員

会場参加 60名
オンライン参加 100名

※参加無料・事前登録制
※会場から参加希望の場合は、申込先着順で定員になり次第締め切ります。

締切

会場参加 11月22日(火)
オンライン参加 11月22日(火)

プログラム

開会挨拶 14:00~  
  14:15~

「神奈川県・川崎市のライフサイエンスの取組について」

大木 健一
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室 ヘルスケア・イノベーション担当部長

髙梨 憲爾
公益財団法人川崎市産業振興財団 殿町キングスカイフロントクラスター事業部長

第1部:基調講演  

モデレーター大脇 健二
PhRMA Translational Research Subcommittee 代表/日本イーライリリー株式会社

講演1

「弱小研究室の絶望を希望にかえる大学発ベンチャーへの挑戦」

小島 伸彦
エコセル株式会社 取締役CTO

講演2

「ヘルスケア現場の課題を解決したい:シーズ・ニーズマッチングの手法と事例」 ※オンラインでの講演となります。

島岡 未来子
神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授
早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 教授

講演3

「バイオ医薬品産業の競争力強化に向けて」

登崎 涼
経済産業省 商務サービスグループ 生物化学産業課 総括係長

16:05~16:15 休憩
第2部 16:15~
パネルディスカッション

※参加者から事前に質問を募集して、それをもとにディスカッション・質疑応答を行います。

モデレーター

杉田 真
PhRMA Translational Research Subcommittee/ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

パネリスト

・小島 伸彦 エコセル株式会社 取締役CTO
・登崎 涼 経済産業省 商務サービスグループ 生物化学産業課 総括係長
・川堀 真人 株式会社RAINBOW 研究開発担当取締役・北海道大学大学院医学研究院 脳神経外科 助教
・高橋 健 Catalys Pacific マネージングパートナー
・大木 健一 神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室 ヘルスケア・イノベーション担当部長
・髙梨 憲爾 公益財団法人川崎市産業振興財団 殿町キングスカイフロントクラスター事業部長

閉会挨拶 17:00~ ※シンポジウム終了後、会場参加者のみ名刺交換会を行います。

【キング スカイフロントの立地機関見学ツアー】※申込受付は終了しました

日時:2022年11月25日(金)15:00~17:00予定
ナノ医療イノベーションセンターと株式会社遺伝子治療研究所の2機関
(株式会社遺伝子治療研究所は、会議室での企業紹介及び意見交換となります)
締切:11月10日(木)
定員:20名
集合場所:開催近くになりましたら、参加予定者にお知らせします。
※申込先着順で定員になり次第締め切ります。
※見学ツアーのみの参加(シンポジウム不参加)も可能です。

お問い合わせ先

PhRMA Translational Research Symposium運営事務局(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
MAIL:yss@jc-inc.co.jp

PhRMA Translational Research Symposium >演者略歴

第1部:講演1 講師

小島 伸彦
エコセル株式会社 取締役CTO
<略歴>
1998年
大阪大学大学院 工学研究科 応用生物工学専攻 修士課程修了
2001年
東京大学大学院 理学系研究科 生物化学専攻 博士課程修了 博士(理学)
2001年
(財)神奈川科学技術アカデミー 宮島「幹細胞制御」プロジェクト 常勤研究員
2003年
東京大学 生産技術研究所 酒井康行研究室 助手
2007年
UCLA及びロサンゼルス退役軍人医療センター 上級研究員
2009年
東京大学 生産技術研究所 BEANSプロジェクト 特任助教
2013年
横浜市立大学大学院 生命ナノシステム科学研究科 准教授(現職)
2022年
エコセル株式会社 取締役CTO(兼業)

第1部:講演2 講師

島岡 未来子
神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授
早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 教授
<略歴>
2008年
早稲田大学公共経営研究科修士課程修了
2011年
(公財)地球環境戦略研究機関特任研究員
2011年
早稲田大学商学学術院WBS研究センター助手
2013年
早稲田大学研究科博士課程修了、公共経営博士
2014年
早稲田大学研究戦略センター講師
2014年
早稲田大学におけるアントレプレナーシップ教育WASEDA-EDDGE人材育成プログラム運営に参加
2016年
早稲田大学研究戦略センター准教授
2019年
早稲田大学政治経済学術院 教授/神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科教授(ジョイントアポイントメント)
2021年
現職

第1部:講演3 講師

登崎 涼
経済産業省 商務・サービスグループ 生物化学産業課 総括係長
<略歴>
2016年4月
経済産業省 商務・流通保安グループ 保安課・高圧ガス保安室
2017年6月
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課
2018年7月
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 原子力立地・核燃料サイクル産業課
2021年6月
経済産業省 商務・サービスグループ 生物化学産業課

第2部:パネリスト

高橋 健
Catalys Pacific マネージングパートナー
<略歴>

Catalys Pacificの創業メンバー。 革新的な化合物の研究開発推進に際して、ベンチャーキャピタル(VC)自らが主導して創薬ベンチャーをインキュベーションする「カンパニークリエーションモデル」を実行する。
Catalys Pacificの創業以前は、モルガン・スタンレー証券において投資銀行業務に従事し、ヘルスケア領域における多数のM&AやIPOを含む資金調達を遂行。

第2部:パネリスト

川堀 真人
北海道大学大学院 医学研究院 脳神経外科 助教
<略歴>
2003年3月
北海道大学 医学部 卒業
2003年4月
国立国際医療研究センター 救急科研修医
2005年4月
北海道大学病院 脳神経外科
2011年12月
米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)神経内科教室
2012年3月
北海道大学大学院 医学研究科 卒業 (医学博士)
2016年10月
北海道大学大学院医学研究院 脳神経外科 特任助教
2019年8月
株式会社RAINBOW設立
2020年4月
株式会社RAINBOW 取締役
2021年4月
北海道大学大学院医学研究科 脳神経外科 助教
PhRMA Translational Research Symposium >講演内容

講演1

小島 伸彦
エコセル株式会社 取締役CTO

「弱小研究室の絶望を希望にかえる大学発ベンチャーへの挑戦」

 なぜ、大学発ベンチャーに挑戦するのか。その動機は百人百葉であろう。「世界に伍するユニコーン企業を目指す」といった動機はもちろん大変素晴らしい。しかし「弱小研究室のさまざまな悩みを乗り越える」という幾分小さな動機もあってもよいのではないか。本講演では、限られたリソースに縛られた研究活動の限界を突破することを夢見て、大学発ベンチャーの起業に挑戦した演者の例を紹介させていただきたい。
 演者にとって、大学発ベンチャー挑戦の原点は博士課程在籍時にある。恩師である宮島篤先生は、私が常にベンチャーを意識するきっかけを与えてくださった。当時は、宮島先生がカリフォルニア州パロアルトのDNAX研究所から日本に戻られて、数年が経過した頃であった。宮島先生は学生の我々に、DNAX研究所が若手研究者にとっていかに理想郷であったかを熱く語っておられた。また、ベンチャーに挑戦するために日本に戻ってきたともお話されていた。その後、宮島先生は新しく取り組んだ研究で積極的に特許を申請し、実際にベンチャーを立ち上げるところまで示してくださった。宮島先生は「基礎研究」と「民間資本」というものが決して相反するものではなく、双方が高いレベルで見事に融合することや、ベンチャーが若手研究者のキャリアパスを支えるものであることを日本でも証明されたかったのではないだろうか。
 演者は学位取得後、4つの研究室でキャリア形成を行ってきた。その時々に特許申請に挑戦しており、産学連携を強く意識していたといえよう。およそ10年前に横浜市立大学で独立准教授として採用された演者は、やはり特許取得に取り組みつつも、研究資金やマンパワーに乏しい弱小研究室の限界に直面することになる。しかし、このような状況の研究室にこそ、大学発ベンチャーという選択肢が用意されていると信じたい。その動機は恩師には遠く及ばないものであるが、弱小研究室を運営する中で自分なりの理想郷を目指して起業に至った過程、さまざまな事情についてお伝えしたい。

講演2

島岡 未来子
神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授
早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 教授

「ヘルスケア現場の課題を解決したい:シーズ・ニーズマッチングの手法と事例」

 ヘルスケア現場の課題を解決したい、という熱意は、関連の研究に取り組む研究者の多くに共通のものかと思う。解決に向けた手段のひとつとして、新しい製品やサービスの開発がある。開発にはシーズ主導とニーズ主導のふたつの方向性がある。シーズ主導は文字通り、何等かの技術開発がまずあり、その社会実装、製品化を模索し、マーケットを開拓していく。ニーズ主導は、社会課題や、現場にのっぴきならないニーズや課題があり、それらを解決するために、製品やサービスを開発し、必要な技術開発を行う。
 ニーズとシーズがうまく合致すれば、課題解決に向けた良い製品やサービスを創出できる可能性は高くなる。しかし現実にはそう簡単ではない。そのため、様々な手法や、産官学によるマッチングシステムの形成が試みられている。本報告では、特にアントレプレナーシップ教育やイノベーション教育の領域で取り入れられている、シーズ主導とニーズ主導のイノベーションをけん引する手法例を紹介する。
 ニーズ主導でよく使われるものの代表が、デザイン思考と呼ばれる手法である。デザイン思考にも複数の方法があるが、例えば、有名なスタンフォード大学のd.schoolを例に示すと、共感・課題定義・アイデア創出・プロトタイプ・テストの5つのステップから構成される。このステップを何度も繰り返すことで、真のニーズとそれを満たす解決方法を探索することを目指す。
 シーズ主導から考える際に有用な方法として、リーンローンチパッドと呼ばれる手法がある。本手法は、ビジネスモデルキャンバスの活用、顧客開発などから構成され、シーズの固有な価値を明確化し、それを必要とするターゲット顧客を探索していく。
 本発表では、これらの代表的な手法について簡単にお伝えするとともに、実際の事例を示す。ヘルスケア現場/研究現場からのイノベーションを目指す皆さんの一助となれば幸いである。

講演3

登崎 涼
経済産業省 商務サービスグループ 生物化学産業課 総括係長

「バイオ医薬品産業の競争力強化に向けて」

 健康医療分野は今後の成長産業であり、政府としても内閣府・厚生労働省・文部科学省・経済産業省が連携し、研究開発や実用化を支援している。経済産業省では、従来取り組んできた創薬・再生医療分野における次世代医薬品や再生医療等製品を高効率で安定的に製造するための基盤技術の開発に加えて、今般の新型コロナウイルス対応を契機とした医薬品サプライチェーンや国内創薬力の強化に資する、新たな取組も進めているところ。今回は、これらの取組や予算事業を一つの仕掛けとして、今後、医薬品産業の成長に経済産業省としてどのように貢献していきたいと考えているかなどについて、説明する。

 今般の新型コロナウイルスのパンデミックでは、我が国は国内で接種するワクチンの大部分を海外からの輸入に依存。国家の危機管理の観点から、ワクチンなどの医薬品を国内で開発・生産し、国民に迅速に供給する体制の強化が極めて重要。こうした考えの下、政府は令和3年6月にワクチン開発・生産体制強化戦略(ワクチン戦略)を決定。ワクチン戦略に基づき、経済産業省としては、ワクチン・バイオ医薬品製造拠点の整備と、創薬ベンチャーエコシステムの構築に取り組んでいる。
 具体的には、平時はバイオ医薬品を製造し、有事の際には政府の要請によりワクチン製造に切り替えられる「デュアルユース生産設備」や治験薬製造拠点、医薬品製造に不可欠な培地など部素材の製造設備などの整備を進め、我が国の医薬品サプライチェーンの強靭化を図る。また、これらを含む「出口」に繋がるシーズを国内で開発するため、国が認定したベンチャーキャピタル(認定VC)が出資することを要件に、創薬ベンチャーに対して実用化開発等を支援する制度も立ち上げた。我が国の創薬ベンチャーが国内外で大きく成功するための取組を後押しし、成功事例を創出していくことで、我が国で創薬ベンチャーへの投資が集まるようなエコシステムを構築していきたい。更に、これらの取組は、令和4年度補正予算案も活用して取組を一層拡大していくとともに、次世代の治療法として期待される再生・細胞医療・遺伝子治療についても産業化に向けた取組を加速すべく、新たな支援を行っていく考え。

PhRMA Translational Research Symposium >「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」とは

「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」とは

2013年から「ヤング・サイエンティスト・プログラム」の一環として米国研究製薬工業協会(PhRMA)の支援のもと、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団(本部:米国ワシントンDC)とともに実施している、グローバルに活躍する人材育成を目的とした米国研修プログラムです。

具体的には、医薬に携わる日本の若手研究者を米国に短期間派遣し、米国におけるトランスレーショナルリサーチ、保健医療政策、医薬品研究、規制慣行について知見を広げ、この経験をもとに新たなシーズ創出へと活かす機会を提供しています。

派遣される日本の医療・医薬品研究分野に携わる研究者の方々は、ワシントンDC、フィラデルフィアおよびボストン等において、米国政府の医療政策部署、シンクタンク、医薬品研究部門、民間製薬会社、大学等における関係者が、それぞれ新薬開発から製品化に至るまでの過程でどのように連携しているかを含め、米国のトランスレーショナルリサーチや医療エコシステムの実情を幅広く学ぶ機会を得ています。

※2018年9月訪米中の様子

今回のシンポジウムにも、「マンスフィールド-PhRMA研究者プログラム」参加経験者の方々が参加予定です。

PhRMA Translational Research Symposium >レポート

PhRMAは去る2022年11月26日、LiSE(川崎生命科学・環境研究センター)の会議室とオンラインにて、「PhRMA Translational Research Symposium~神奈川、川崎ではぐくむ日本のシーズと人材~」と題したシンポジウムを神奈川県、川崎市、川崎市産業振興財団、かながわ再生・細胞医療産業化ネットワーク(RINK)との共催で開催しました。

同シンポジウムは、産官学の立場で活躍する医薬における研究者が、シーズ発掘・育成などをテーマに、様々な視点からディスカッションすることで、参加者の研究意欲のさらなる向上、ひいては創薬分野で世界的に活躍できる人材を育成することを目的として実施しました。

当日はPhRMA Science & Regulatory Leadership Committee委員長の石橋 太郎氏、神奈川県ヘルスケア・イノベーション担当部長の大木 健一氏、川崎市臨海部国際戦略本部成長戦略推進部長の大山 啓祐氏の開会挨拶から始まり、イントロダクションとして神奈川県・川崎市のライフサイエンスの取組について、神奈川県の大木 健一氏、川崎市産業振興財団 殿町キングスカイフロントクラスター事業部長の髙梨 憲爾氏よりそれぞれご紹介いただきました。

第1部の基調講演では、PhRMA Translational Research Subcommittee委員長の大脇 健二氏がモデレーターとなり、産官学からそれぞれ講師を招いてご講演いただきました。

■第1部基調講演

まず初めに、エコセル株式会社 取締役CTO 小島 伸彦氏より「弱小研究室の絶望を希望にかえる大学発ベンチャーへの挑戦」と題して、研究を推進するためにベンチャーを起業したご自身の経験を紹介いただきました。

続いて神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授/早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 教授 島岡 未来子先生より「ヘルスケア現場の課題を解決したい:シーズ・ニーズマッチングの手法と事例」と題してデザイン思考やリーン・ローンチパッド、エファクチュエーションなど起業に必要な新規事業創造の方法・理論についてお話いただきました。

最後に、経済産業省 商務サービスグループ 生物化学産業課 総括係長 登崎 涼氏より「バイオ医薬品産業の競争力強化に向けて」と題して、国内ワクチン製造拠点の整備、創薬ベンチャー育成に関する政府の取組について説明いただきました。

■第2部パネルディスカッション

第2部では、PhRMA Translational Research Subcommitteeの杉田 真氏をモデレーターとして、ご講演いただいた方々に加え、株式会社RAINBOW 研究開発担当取締役・北海道大学大学院医学研究院 脳神経外科 助教 川堀 真人氏、Catalys Pacific マネージング・パートナー 高橋 健氏をパネリストとして迎え、講演を踏まえたディスカッション・質疑応答を行いました。

日本の創薬エコシステムの発展に向けて、ベンチャー経営人材の確保の必要性や、研究の実用化に向けた社会実装の取組、再生医療の可能性等に関して多くの意見が出されました。

約3時間のシンポジウムはPhRMA日本代表 ハンス・クレムによる閉会挨拶とともに幕を閉じました。

本シンポジウムの参加者からは、「研究者の支援をする企業や自治体の重要性を学んだ。」、「起業したい思いが強くなった。」、「同じような境遇を既に経験され、起業を成功されている先生方やさまざまな立場からシーズの成長にご尽力されている方々のお話を伺い、非常に感銘を受けた。」などのコメントが寄せられました。

なお、シンポジウムの前日には希望者を対象にしたキング スカイフロントの立地機関見学ツアーも開催し、ナノ医療イノベーションセンターと株式会社遺伝子治療研究所の2機関で見学や意見交換を行いました。

【シンポジウムの模様】

開会挨拶


石橋 太郎
PhRMA Science & Regulatory
Leadership Committee委員長

大木 健一
神奈川県ヘルスケア・イノベーション
担当部長

大山 啓祐
川崎市臨海部国際戦略本部
成長戦略推進部長

イントロダクション


大木 健一
神奈川県ヘルスケア・イノベーション
担当部長

髙梨 憲爾
川崎市産業振興財団
殿町キングスカイフロントクラスター
事業部長

第1部基調講演


小島 伸彦
エコセル株式会社 取締役CTO

登崎 涼
経済産業省
商務サービスグループ
生物化学産業課 総括係長

島岡 未来子
神奈川県立保健福祉大学
ヘルスイノベーション研究科 教授
早稲田大学
リサーチイノベーションセンター 教授

第2部パネルディスカッション


高橋 健
Catalys Pacific
マネージングパートナー

川堀 真人
株式会社RAINBOW 研究開発担当取締役
北海道大学大学院医学研究院 脳神経外科 助教

閉会の挨拶


ハンス・クレム
PhRMA 日本代表

会場の様子

【キング スカイフロントの立地機関見学ツアーの様子】

PhRMA Translational Research Symposium >アーカイブ

■Mansfield-PhRMA Translational Research Symposium
~ 多様なキャリア形成が創薬の未来を拓く ~

日時:
2021年12月4日(土)
14:00~17:00
会場:
Zoom
主催:
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
後援:



厚生労働省
経済産業省
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
日本製薬工業協会(JPMA)、 欧州製薬団体連合会(EFPIA)
湘南ヘルスイノベーションパーク

■Mansfield-PhRMA Translational Research Symposium
Learn from the past and challenge the future

日時:
2020年12月20日(日)
14:00~17:00
会場:
Zoom ウェビナー
主催:
モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団、
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
後援:



厚生労働省、経済産業省
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
日本製薬工業協会(JPMA) 欧州製薬団体連合会(EFPIA)

■『第7回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
グローバル展開を目指したスタートアップの育成

日時:
2019年11月16日(土)
特別プログラム9:00~ 第1部14:05~ 第2部16:30~
会場:
国立大学法人筑波大学 東京キャンパス
主催:
国立大学法人筑波大学、米国研究製薬工業協会(PhRMA)
後援:



国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)、日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)

■『第6回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
日本のアカデミアシーズを世界へ
― 事例に学ぶ産学連携 ―

日時:
2018年11月17日(土)
特別プログラム9:00~ 第1部14:05~ 第2部16:40~
会場:
午前:大手町ファーストスクエアカンファレンス RoomD
午後:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) 20階 201会議室
主催:
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
後援:



国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)、日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)

■『第5回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
~がん治療薬開発に必要なBio-infrastructure とは~

日時:
2017年11月26日(日)
第1部13:00~14:40 第2部14:55~16:15 第3部16:30~18:00
会場:
国立がん研究センター 築地キャンパス 新研究棟 大会議室・セミナーA/B
主催:
国立がん研究センター・同中央病院「日本医療研究開発機構医療技術実用化総合促進事業」・米国研究製薬工業協会(PhRMA)
後援:



厚生労働省、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)、
日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)

■『第4回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
あなたの研究が世界を変える
~基礎と臨床の架け橋 トランスレーショナルリサーチの未来~

日時:
2016年12月1日(木) 第1部11:55~12:45 第2部18:15~20:15
会場:
パシフィコ横浜 会議センター
主催:
第39回日本分子生物学会年会・米国研究製薬工業協会(PhRMA)共催
後援:



厚生労働省、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)、
日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、
一般財団法人バイオインダストリー協会

■『第3回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
トランスレーショナルリサーチの実践
~産官学 若手研究者がリーダーシップを発揮する時~

日時:
2015年12月10日(木) 9:00~14:30
会場:
京王プラザホテル
主催:
第36回日本臨床薬理学会学術総会・米国研究製薬工業協会(PhRMA)共催
後援:


厚生労働省、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)、
日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)

■『第2回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
飛躍するトランスレーショナルリサーチ
~若手研究者の成長と、産官学の連携を目指して~

日時:
2015年1月24日(土) 14:00~19:00
会場:
フクラシア東京ステーション
主催:
国立大学法人千葉大学・米国研究製薬工業協会(PhRMA)共催
後援:


独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、厚生労働省、文部科学省

■『第1回ヤング・サイエンティスト・シンポジウム』
グローバル時代の創薬オープン・イノベーション
産・官・学それぞれの若手研究者への期待

日時:
2013年8月31日(土) 13:00~17:30
会場:
東京大学本郷キャンパス「伊藤謝恩ホール」
主催:
東京大学・米国研究製薬工業協会(PhRMA)
 
日本製薬工業協会、欧州製薬団体連合会(EFPIA)
後援:
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
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